約7年8カ月のレガシー

 安倍総理、持病の潰瘍性大腸炎の悪化により、辞任することを発表。

 約7年8カ月に渡る長期政権の功罪は多々あれど、個人的にはあまり良い印象がありません。
 森友、加計、桜を見る会、最近の持続化給付金の委託問題……グレーな部分ばかり思い浮かびます。
 声高に叫んでいた「景気回復」「雇用創出」も、全く実感なし。むしろ、消費税の増税によって負担感は増した印象が強いです。

 何はともあれ、お疲れ様でした。まずは、お体を治すことを最優先に、ゆっくりとお休み下さい。

購入書籍・2020年7月編

 ・中里融司著『二つの幕府 異戦大坂の陣【三】』
 ・冬森灯著『縁結びカツサンド
 ・上田秀人著『陽眠る』
 以上。

 『異戦大坂の陣』は先月から連続刊行。どんどんと正史と違う展開になっていて、非常に楽しみな作品です。
 『縁結びカツサンド』は表紙が美味しそうだったから……というのは半分冗談で(でも表紙に惹かれたのは本当)、パン屋さんのお話。思っていた以上に面白くて先を読むのが楽しみです。

 ちなみに、来月は何故か気になっている(または追いかけている)ラノベ作品が一挙に出る予定で、既に4冊が確定しています。
 ここからさらに文庫・文芸書が追加されるとなると、どれだけの数になるか……楽しみであり、恐ろしくもあり。

ブレーキとアクセルの同時踏み

 GoToトラベルが先日23日より開始となりました。
 地元の観光地も、先週と比べて明らかに増えました。倍なんてレベルではなく、人がチラホラ歩いているなぁ程度からコロナ前の連休並みになりました。
 ……ただ、まだコロナ禍は続いているんですよね。東京では日を追う毎に感染者数は増えていますし、他の地方でも感染者増や感染爆発(クラスター)も発生していたり。
 かくいう私も、先日駅でお昼ご飯を食べていたら、少し離れたサラリーマンと思しき客のグループが居て、お酒が入っているせいか大声で喋り倒し……当然、マスクは外して。それから数日後から体調が優れず(悪寒、37度前後の微熱もあったり)、本気で「コロナか!?」と恐怖を覚えました。味覚障害がないのと咳などの呼吸器系に異常がないので問題はない……と、思います、が。駅の飲食店でクラスター発生!というニュースが出たら真っ先に保健所に連絡するつもりでした。
 なるべく手指の消毒や帰宅時の手洗い・うがいの徹底、マスク着用などを心がけていますが、新型コロナは無症状でも他人に感染させるというのがネックで……。自分が感染している可能性もゼロではないですし。
 そんな中で人の往来を促すキャンペーンを政府が主導で行うって、どうかな……と思わなくはないです。しかもコロナ対策に投じる予算よりもGoTo関連の方が多いという……。

 当分、旅行には行けないなぁ……と諦めています。

購入書籍・2020年6月編

 ・中里融司著『真田昌幸の知略 異戦大坂の陣【二】』
 ・小湊悠貴著『ゆきうさぎのお品書き あらたな季節の店開き』
 以上。

 今月は続き物の二冊だけ。もっと購入している印象がありましたが……。
 『ゆきうさぎのお品書き』はシリーズ通算10冊目にして、最終巻……。まだ読んでいませんが、どんな結末を迎えたのか楽しみです。
 先月の『明治零年』を読み切るまで1カ月もかかった余波がモロに出て、先月購入分を読み終えたのは数日前。ですので、今月購入分はまだ読み始めたばかりで積み本確定です……。

メンタル不調……?

 ……私事ながら、ここ二週間ほど、床についてから眠るまで1時間以上かかっています。ひどい時は2時間、2時間半かかる時もあり、睡眠時間もその分削られています。
 そんなこともあってか、振り返ってみるとかなりイライラしているように思います。

 今は(昨日4時間、今日5時間の睡眠でやや眠いですが……)心がややスッキリして落ち着いていますが、かなりしんどかったです。

 楽になったキッカケがありまして。
 コロナ禍にあって、ここ暫く行きつけのお店に行けておらず、先日近くを通りかかったので久しぶりに訪れてみました。そこで2時間ほど、書き物をしたり本を読んだりして、お店を出た時に今まで胸の内に溜まっていたモヤモヤが少し晴れていることに気付きました。
 ここ数カ月の間、自粛や規制など色々と気持ちが張りつめていた状態が続いていた中で、心に負荷が掛かっていたのだと実感しました。

 まだ睡眠の方は改善してませんが、やっぱり息抜きは大切だなと改めて思いました。
 

購入書籍・2020年5月編

 ・加納則章著『明治零年 サムライたちの天命』
 ・今村翔吾著『じんかん』
 ・七星蛍著『クラスで一番の彼女、実はボッチの俺の彼女です2』
 以上。

 先月までは積み本が常にある状態でしたが、今年のGWはSTAY HOME週間だった影響もあり、かなり早い段階で消化していて本に飢えている状態が続いていました。
 『明治零年』は幕末~明治初期に加賀藩が独立する! ……という感じの本。地元が題材であり、尚且つ幕末~明治にかけての加賀藩の動きについて全く知らないことから、思い切って購入してみました。
 今村翔吾さんの『じんかん』は、秘かに期待している作品。前作『八本目の槍』が個人的に大ヒットだったので、期待値高めです。
 ただ、問題なのは、『明治零年』が重厚感ある作品でなかなか読み進められず、『じんかん』もかなりのボリュームですので、『クラスで(以下略)』がいつ読めるか全く見通せないことですかね……。

気を付けながら、ゆっくり戻す

 緊急事態宣言が全国で解除され、自粛要請も少しずつ解除され、営業を再開するお店が増えてきました。
 先月まではどこに行ってもマスクや除菌スプレーはありませんでしたが、最近ようやく店頭で見かけるようになりました。付け加えると、アベノマスクもようやく我が家に来ました。私も含めて誰も「使わない」と言っていますが。
 自粛自粛で必要最小限の外出から、徐々に人も戻ってきつつあるように感じます。
 しかし、前と同じように……とはいきません。新型コロナの有効な治療法は確立されておらず、ワクチンもまだ作られておらず、まだ暫くは新型コロナに罹らないよう気を付ける必要があります。
 外出する時はマスク着用。家に帰ってきたら手洗いうがい。お店に入る時はアルコール消毒。人と人の距離を意識する。
 罹らない・移さないための新しい生活様式を守りながら、なるべく以前と近い形で生活していこうと思います。

 新型コロナが落ち着いてきた頃には、今の生活様式が“普通”になるんでしょうね。

購入書籍・2020年4月編

 ・瀧羽麻子著『女神のサラダ』
 ・矢野隆著『大ぼら吹きの城』
 ・福山陽士著『1LDK、そして2JK。 ~26歳サラリーマン、女子高生二人と同居始めました~』
 ・佐々木功著『家康の猛き者達 三方ヶ原合戦録』
 ・福山陽士著『1LDK、そして2JK。Ⅱ ~この気持ちは、しまっておけない~』
 以上。

 緊急事態宣言が出ている中、書店は自粛要請の対象外なのは本当にありがたいです。……もっと状況が悪化したら自粛対象になるかもしれませんが。本は自分の目で見て、手に取って触れてから購入するアナログな私には死活問題です。
 それはさておき、今月は五冊。今年に入ってからラノベを購入することが多くなっているのは、こういう状況だからこそ肩肘張らずサクッと読めるものを求めているからでしょうか。
 『女神のサラダ』は農業に携わる女性を描いた短編集。瀧羽麻子さんの細やかな描写が活きていて、とても面白かったです。
 『大ぼら吹きの城』は前作『愚か者の城』からの続編。まさか続編が出るとは思ってもいませんでした。今作では藤吉郎が悩み葛藤する姿が多く描かれており、中盤はやや読み辛さも覚えましたが終盤に一気に巻き返してオチまで楽しく拝読させて頂きました。
 ……今月はなかなか読み進められず、積み本が生じる状態に。ただ、GWは例年と違って巣ごもりするつもりですので先の楽しみにしておきます。

ある意味、戦争に等しい状況

 一カ月前までは「新型コロナの感染者が増えてきたし、気を付けよう」という認識でした。
 それがまさか一カ月の間に、感染者が急増、数十人規模のクラスター(感染爆発)が何か所も発生。全都道府県でも真ん中の下くらいだった感染者数が日を追うごとに数が増えて、上から数えた方が早い順位になってしまいました。10万人当たりの感染者数は東京都に次いで二番目、市単位で見れば東京を上回る数字だったこともあり、特定警戒都道府県の一つに指定されました。
 ……はっきり申し上げて、認識が甘かったです。ここ数週間は必要最小限の外出に留め、外出後は真っ先に洗面台に直行して手洗いうがい、なるべく自宅に居るように心がけています。
 ワクチンも治療法も確立されていないウイルスとの戦いは、ある種戦争と言っても過言ではないでしょう。とにかく“罹らない・うつさない”ために、最善の努力を尽くそうと思います。

 しかし……こういう不安な状態の時にこそ、政治家の力量が試されると思うのですが、地元選出の国会議員および県知事ときたら。
 県知事T:『無症状の人は気晴らしに新幹線に乗って観光に来て』『峠は越えたと思った』
 国会議員S:『国は自粛をお願いしているから国のせいにしないで下さいね』
 国会議員H:新型コロナ蔓延の中、中高生少女向けシェルターへ視察。先方から5人までと言われたのに十数人で来訪、無許可で撮影、セクハラ疑惑
 元国会議員M:オリンピック開催に関して様々な問題発言
 ……何してるの?と本気で問い詰めたい。まぁ、自粛はお願いするけど補償は一切しない、各国は当面の生活資金をドカンと早急に支給しているにも関わらず数カ月後経って布マスク2枚配布(但し黄ばみや虫・髪の毛付着した不良品あり)、ゴタゴタの末に10万円支給(手元に来るまでいつになるか分からない)と嘆かわしい総理だから無理もないか。悲しいけど。

購入書籍・2020年3月編

 ・中里融司著『真田昌幸の知略 異戦大坂の陣【一】』
 ・野中信二著『義将 石田三成

 以上。
 今月は二冊のみ。
 『真田昌幸の知略』は真田幸村の父・昌幸が大坂の陣でも存命していたら……というifもの。真田十勇士も作中に登場するなど、エンタメ要素が強い作品です。
 『義将 石田三成』の方は……まだ序盤しか読んでませんが、なんとなく思っていた感じとちょっと違って、不安。