購入書籍・2018年7月編

 ・青柳碧人著『浜村渚の計算ノート 8と1/2さつめ つるかめ家の一族』
 ・加藤廣著『秘録 島原の乱
 ・矢野隆著『大ぼら吹きの城』
 以上。
 『浜村渚〜〜』はこれが通算十冊目。二回目となる番外編ですが、いつもと比べるとミステリ色が強い作品でした。
 『秘録 島原の乱』は加藤廣さんの遺作となる作品。『求天記』や『神君家康の密書』などの伏線を元に、独自の視点から島原の乱に至る経緯を描いています。……賛否両論あるかも知れませんが、これまでの歴史小説にはない斬新な観点から描いてきた加藤廣さんの世界観がもう二度と読めないのは、寂しい限りです。