購入書籍・2019年3月編

 ・藤子・F・不二雄原作、辻村深月著『映画ドラえもん のび太の月面探査記』
 ・小松エイル著『歳三の剣』
 ・藤野恵美著『ふたりの文化祭』
 ・佐々木功著『慶次郎、北へ』
 以上。

 先月までが巡り合わせの月だとすれば、今月は冒険の月……と言えば良いでしょうか。
 何気に辻村深月さんはこれが初めての購入。メジャーな作家さんはあまり買わないのですが、今回は映画ドラえもんの原作ということと、たまたま行った書店にサイン入り本が置かれていたので試しに購入してみました。……良い意味で、“原作ドラえもんの二次創作”といった感じ。原作ドラえもんの世界観を忠実に踏襲しつつ、オリジナル要素も織り交ぜて物語が展開していき、とても読みやすかったです。国民的アニメでキャラクターの姿や声を簡単に想像できるので、脳内変換がとてもしやすかったのもあるかと思います。読み終えて「映画も見てみたい」と思える程の、良作でした。
 ただ、『歳三の剣』が思ったより読み進めるのに時間がかかっているので、消化率は低め……下二作に関しては来月に持ち越しになります。