購入書籍・2024年2月編

 ・燦々SUN著『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん 8』
 ・森崎緩著『マヨナカキッチン収録中! 2』
 ・岸本和葉著『一生働きたくない俺が、クラスメイトの大人気アイドルに懐かれたら 5 美少女アイドルたちにライバルが現れました』
 ・沖田円著『丘の上の洋食屋オリオン』

 以上。
 今月はラノベ続編とお仕事系のライト文芸がそれぞれ2冊ずつ。
 先月から読むものが無くて困っている状態が今月半ばまで続いていましたが、24日に一気に2冊購入で一先ず解消されました。ただ、明日以降ちょっと増える可能性があるかも。
 一番下の『丘の上の洋食屋オリオン』は昨年後半から注目している角川ごちそう文庫の本で、ちょっと期待値は高め。今から読むのが楽しみです。

※2/27 追記
 ・山藤圭八著『戦国近江伝 長比 浅井長政織田信長か』
 ・羽鳥好之著『遊びをせんとや 古田織部断簡記』 ※“羽”は旧字体

まだ残る爪痕

 元旦の地震から約2ヶ月。だんだんと余震も少なくなりましたが、静寂の時でもあの時にスマホから鳴った「地震です」の警告音が脳裏を過ることがあります。
 ちょうど2週間前には軽食を購入しようとお店に入った途端、店内BGMで流れるラジオからTVで流れる緊急地震速報の警告音が鳴り響いて、「え!地震来るの!?」と身構えるのと同時に「お店に入ったから注文をしないと」と選ぶのを同時にこなさなければならず大パニックになりました。店員さんは気付いておらず、(あまりに挙動不審な動きをしていた可能性が高いので)弁明したら「あー、そうなの」とあっけらかんとされておられました。その時は能登震源とする最大震度4、私の住む地域は震度1で、何事もなかったのが不幸中の幸い……でも、出先で地震が来るかも!?とヒヤリとした経験でした。

 TVのL字はNHKを除けばほぼ表示されなくなり(それでも地方ニュースは地震関連のもので大勢を占める)、民放の夕方ニュースでは地元のお店の取材など、少しずつ日常が戻りつつはありますが、それでもまだ爪痕を感じられる事は多々あります。
 凸凹やちょっとした段差、舗装が剥がれて砂利が浮いているアスファルトの道路。立ち入り禁止を示すカラーコーンと注意書き。地面から浮き出ているマンホール。修繕されて見かける機会は少なくなってきましたが、まだまだ見かける機会は少なくありません。
 電気は復旧し、県が管理する水道の送水管の補修も終わるなど、復興に向けた歩みは着実に進んでいますが、この記憶はまだまだ忘れられそうにありません。

購入書籍・2024年1月編

 ・著者多数『証言 落合博満 オレ流を貫いた「孤高の監督」の真実』
 ・箕輪諒著『うつろや軍師』
 ・箕輪諒著『くせものの譜』
 ・坂井のどか著『もののふうさぎ!』
 ・喜多みどり著『弁当屋さんのおもてなし 巡り逢う北の大地と爽やか子メロン』
 ・近衛龍春著『島津は屈せず(上)』
 ・近衛龍春著『島津は屈せず(下)』

 以上。
 今月は7冊。ただ、購入数は多いですが『弁当屋さんのおもてなし』まで読み終えて、現在は『島津は屈せず』上下巻のみです。
 予想外に面白かったのが、『もののふうさぎ!』。表紙と序盤のみサラッと確認しての購入でしたが、期待以上の内容で続編があれば是非是非購入したいくらい。
 昨日購入した『島津は屈せず』は上下巻共にかなりぶ厚いので、この2冊の消化次第で来月の繰り越しが増える予感。

約4週間が経って

 元旦に発生した令和六年能登半島地震から、約4週間。余震も大分収まってきた……と思っていたら震度1の余震で家が揺れてビクッとなったり。
 私の住んでいる地域は大分日常に戻りつつあります。ただ、市内にはDMATが表記された県外ナンバーの救急車や自衛隊車両をよく見かけるあたり、まだまだ日常とは言い難い側面もあります。
 道路なども、日常的に使う細い道でもアスファルトに補修された跡があったり舗装が剥がれて砂利が見えていたりと、地震の爪痕がまだまだ感じられます。ドラッグストアやスーパーなどでは依然として飲料水やカップ麺の箱売りは見かけますし。
 それと、テレビなんかを見ていてもL字ワイプはずっと継続していたり、AC広告が多かったり。地方の夕方ニュースも給水情報などに時間を割いていて、新店情報などエンタメ性の話題はまだまだ少ないです。

 一日も一刻も早く、平穏な日常が戻ることを祈っています。

かけがえのない「何もない日常」

 此度の令和六年能登半島地震で被災されました方々へ謹んでお見舞い申し上げますと共に、一日も早い復旧復興がなされることをお祈り致します。

 私の住んでいる地域も震度5強の揺れに見舞われましたが、部屋の中の物が幾つか落ちるくらいで無事でした。ただ、同じ地域内でも土砂崩れが発生しており、もしかしたら私も被災していたかも知れません。今日時点でも余震で家が揺れることがあり、平穏な日常とはまだ言い難い部分はあります。

 当日の私の行動の戒めを込めて、経緯を。
 16:06 能登地方で震度5強地震発生。自宅も揺れる。
 16時から始まった笑点を見ていた私は「あぁ、珠洲の方で群発地震が続いていたからな。元旦に起きなくても」という感じ。
 16:10 最大震度7、私の地域も震度5強
 TVから緊急地震速報。「あ、余震」
 ↓
 自宅揺れ始める。
 ↓
 明らかに揺れが大きい。若干の恐怖を抱く。
 ↓
 テーブルの上のコップに入った中身が零れ始める。「拭かないと」と思う(誤りその1)
 棚の上に置いてある物が落ち始める。
 ↓
 TV台の上のTVが落ちそうになるので押さえに行く(誤りその2)
 ↓
 揺れが収まり始める。チャンネルはNHKに変更。
 学校の避難訓練地震)で「揺れたら机の下に隠れる!」ということが如何に染み付いてないか、視覚的情報でつい動いてしまう、という2点がよく分かりました。ちなみにTV台の近くには私の背丈を超える本棚が2つ程あり、倒れていたら間違いなく下敷き(またはケガ)になっていました。
 私の部屋のロフト部分は、本棚の文庫本が幾つか床に落ちていたのと、棚の上に置いてあった目覚まし時計が床に落ちる&落ちた衝撃で電池が外れていました。外れた電池は階下のベットの上に落ちてました。

 地震発生から5日が経過しましたが、未だに家が揺れるとビクッとなります。今日の朝方5時半頃にも余震で叩き起こされました。
 今日は久し振りに外出しましたが、普段は見かけない場所で自衛隊の車両を見たり、行きつけの大型書店が1階のみの営業になっていたり、そんなに大きくないドラッグストアで飲料水2Lペットボトル箱が入荷のカートのまま陳列されていたりカップ麺や栄養ゼリーが箱で売られていたりペットボトル飲料の棚が一部品薄になっていたりと、非日常である事を痛感させられる出来事が幾つもありました。
 ただ、私はまだマシです。被災された方々の生活が一日でも早く日常に戻ることを、切に願っております。

2023年・購入書籍一覧

 ☆今村翔吾著『塞王の楯』
 〇島遼作著『“好敵手”(Ⅱ) 豊臣政権滅亡―「天下一統」の流れを巡る二人の確執 正信と三成』
 ◇佐々木功著『たらしの城』
 ◇三上こた著『親友歴五年、今さら君に惚れたなんて言えない。2』
 ◎心音ゆるり著『無口な小日向さんは、なぜか俺の胸に頭突きする』
 〇近衛龍春著『家康の血筋』
 ◇喜多みどり著『弁当屋さんのおもてなし 新米夫婦と羽ばたくお子様ランチ』
 ◇矢野隆著『戦百景 山崎の戦い
 ◇冬森灯著『すきだらけのビストロ』
 〇燦々SUN著『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん 6』
 ◎底花著『隣の席のヤンキー清水さんが髪を黒く染めてきた』
 ◇叶田キズ著『ねぇ、もういっそつき合っちゃう? 4 幼馴染の美少女に頼まれて、カモフラ彼氏はじめました』
 〇白蔵盈太著『桶狭間で死ぬ義元』
 ◇近衛龍春著『兵、北の関ヶ原に消ゆ 前田慶次郎と山上道牛』
 ◇武内涼著『厳島
 ◇ネコクロ著『迷子になっている幼女を助けたら、お隣に住む美少女留学生が家に遊びに来るようになった件について 4』
 〇森崎緩著『マヨナカキッチン収録中!』
 ◇仁木英之著『我、過てり』
 ◇ケンノジ著『痴漢されそうになっているS級美少女を助けたら隣の席の幼馴染だった8』
 ◇星亮一著『伊達政宗 秀吉・家康が一番恐れた男』
 △佐藤賢一著『チャンバラ』
 〇猫田パナ著『妹妹の夕ごはん 台湾料理と絶品茶、ときどきビール。』
 〇岸本和葉著『一生働きたくない俺が、クラスメイトの大人気アイドルに懐かれたら 4 美少女アイドルたちとの同棲生活が始まるようです』
 〇鈴木輝一郎著『家康の選択 小牧・長久手
 〇心音ゆるり著『無口な小日向さんは、なぜか俺の胸に頭突きをする2』
 ◇結石著『陰キャの僕に罰ゲームで告白してきたはずのギャルが、どう見ても僕にベタ惚れです 6』
 ◇相川真著『京都岡崎、雪白さんとこ 彩の夜明けと静寂の庭』
 〇早見俊著『ふたりの本多 家康を支えた忠勝と正信』
 〇森崎緩著『函館グルメ開発課の草壁君 お弁当は鮭のおにぎらず』
 〇白鳥士郎著『りゅうおうのおしごと! 18』
 ◇矢野隆著『戦百景 大坂冬の陣
 ◇十三湊著『出張料理みなづき 情熱のポモドーロ』
 ◇しめさば著『ひげを剃る。そして女子高生を拾う。 Another side story 後藤愛依梨 下』
 〇燦々SUN著『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん7』
 〇青柳碧人著『浜村渚の計算ノート 10さつめ ラ・ラ・ラ・ラマヌジャン
 ◇坂岡真著『太閤暗殺 秀吉と本因坊
 〇森崎緩著『株式会社シェフ攻防 企画開発室』
 ◎長月天音著『キッチン常夜灯』
 ◎池井戸潤著『半沢直樹 アルルカンと道化師』
 〇底花著『隣の席のヤンキー清水さんが髪を黒く染めてきた2』
 △白蔵盈太著『関ヶ原よりも熱く 天下分け目の小牧・長久手
 〇相川真著『京都岡崎、月白さんとこ 星降る空の夢の先』
 〇秋川滝美著『ひとり旅日和 幸来る!』
 △ネコクロ著『迷子になっている幼女を助けたら、お隣に住む美少女留学生が家に遊びに来るようになった件について 5』
 ◇矢野隆著『戦百景 大坂夏の陣
 △月森乙著『弁当男子の白石くん』
 〇砥上裕將著『一線の湖』
 ◎大沢在昌著『予幻』
 -白鳥士郎著『りゅうおうのおしごと! 盤外編1』

計 49冊
 ☆→とても面白かった!
 ◎→何度読んでも飽きない
 ○→また読み返したくなる面白さ
 ◇→普通
 △→ちょっと私の趣味に合わなかったかな
 ×→あまりおススメできません……
 −→文芸書以外、未読

 昨年より26冊減、約3分の2の購入冊数ですが、そもそも昨年の75冊が多いのであって、月平均4冊程度と思えばまずまずの数字かと。今年はシリーズまとめ買いが無かったので冊数が少なくなった主な要因かと。
 今年最も面白かった作品は、ダントツで『塞王の楯』ですかね。新刊ではありませんが、私の中の歴史小説観を改めさせるくらいの衝撃作でした。それと、今年は本当に予想外の続編が多かった印象。『浜村渚の計算ノート』『半沢直樹』に『線は、僕を描く』『キリ・シリーズ』。新刊情報はあまり集めていないのですが、それでも書店で見つけた時の衝撃たるや。
 ここ数年の傾向に比べると、ラノベの占める割合がグッと減った感覚が。特に新刊。今年は『ヤンキー清水さん』『無口な小日向さん』くらいしか買ってないです。ネット小説界隈で人気のトレンドが私の趣向とは外れているので、新刊チェックしていても手が伸びることもありませんでした。

 今年一年、皆様はどんな年だったでしょうか?
 皆様にとって、来年が今年以上により良い年になりますよう、お祈りしております。
 それでは、良いお年を。

購入書籍・2023年12月編

 ・砥上裕將著『一線の湖』
 ・大沢在昌著『予幻』
 ・白鳥士郎著『りゅうおうのおしごと! 盤外編1』

 以上。
 今月は続編もの3冊ですが……はっきり申し上げて、「驚いた」の一言。
 『一線の湖』は『線は、僕を描く』の続編。まさか続くとは思ってもいませんでした。当然、一気読み。前作と比べてやや重たいですが、主人公の葛藤や成長が感じられる作品でした。
 『予幻』は“キリ・シリーズ”3作目。2018年以来、5年ぶりの続編。いや、こちらは続きが出るのはあり得ますけど、完全に虚を衝かれました。こちらも1日で一気読み。いや、マジで面白かったです。
 ……上記2冊の再読している間に『りゅうおうのおしごと!』が出たので、この1冊だけはまだ読めていません。年始の休みで読めたらいいなぁ、という感じです。

まさかの2年連続

 今年は暖冬傾向、積雪量も少な目。ニュースでそんな風に取り上げられていましたが……。
 今月の始め頃から『クリスマス前に強烈寒波の恐れ』とニュースで取り上げられるようになり、22日夜から本格的に積雪となり、23日には約40センチ。奇しくも、2年連続ホワイトクリスマスとなりました。
 降るのは別にいいんです。数センチ程度なら。定期的に少しずつ降ってくれれば「あぁ、雪の季節だな」と感慨深くもなるのです。でも……極端なのは勘弁して下さい。

 結局、今日までに先日の大雪で雪透かしにした時の雪山が僅かに残る程度になりました。
 まぁ、これも風流と言えば風流ですかね。

購入書籍・2023年11月編

 ・矢野隆著『戦百景 大坂夏の陣
 ・月森乙著『弁当男子の白石くん』
 以上。

 今月は控え目な2冊。『戦百景』は前巻から続いてのお話。このシリーズも8冊目、短編集ながら毎回よくアイデアが浮かぶなと感心しています。
『弁当男子の白石くん』は期待値込みの購入。今から読むのが楽しみです。
 
 今月は色々と気になる作品はあったものの、購入まで至らないケースが多かったです。
 例年だと来月は購入冊数が比較的多い傾向にあるので、来年まで持ち越さないよう頑張りたいと思います。

WBCで始まり、アジアで終わる

 今年は“一年中”とはいきませんが、野球に関する話題が多かったですね。
 WBCは3大会ぶりの優勝、日本プロ野球セ・リーグ阪神タイガースパ・リーグオリックスバファローズが優勝し、日本シリーズは38年ぶりに阪神タイガースが日本一。そして、アジアプロ野球チャンピオンカップでは侍ジャパン初陣となる井端監督の下で優勝。大リーグでは大谷選手が終盤ケガがありながらも本塁打王獲得&2度目のMVP受賞。2023年は野球が好きな人には大満足な一年だったのではないでしょうか。
 ペッパーミルに「憧れるのはやめましょう」、“アレ”。流行語? 候補も沢山ありました。
 さて、来年のプロ野球メジャーリーグの日本人選手はどんな活躍を見せてくれるのでしょうか。今から楽しみです。