寒風を感じながら

 先週は薄手のコート一枚でも大丈夫でしたが、今週は寒の戻りのせいか冬物の出番と相成りました。
 今日はちょっと用事があって少し遠いコンビニまで行った帰り道、ふと思い立って回り道をして川沿いを歩いて帰ってきました。頬に当たる風は冷たかったですが、コンクリートの隙間から苔みたいな草が花を咲かせていたり、川沿いのソメイヨシノの蕾が色づいてきたりと季節の変化を目で感じられました。

 四月から新生活の方も多いかと思いますが、季節の変わり目を楽しめるだけの心のゆとりを持って、次の環境に飛び込んでいって欲しいものですね。

購入書籍・2017年3月編

 ・高殿円著『主君 井伊の赤鬼・直政伝』
 ・神吉拓郎著『洋食セーヌ軒』
 ・穂高明著『むすびや』
 以上。

 『洋食セーヌ軒』は登場人物が全体的に自分の年齢よりも一回り以上離れているので不安でしたが、圧倒的な文章力に惹かれて最後まで読みきれました。これが私の生まれた年より前に執筆されていた作品も含まれているのですから驚きですよね……
 『主君』は先日も井伊直虎を題材に扱った作品を出されていた方。ネット検索したら時代小説以外にも扱っている方のようですね……初めて知りました。
 ちょっと最近の傾向としては気に入った作品の続編を除けば、定番の時代小説と飲食モノで固められている印象。恋愛小説とかミステリー(『浜村渚シリーズ』は数学がメインなので対象外)、刑事モノが恋しくなってきました。……でも読み返しているのも有川浩の『海の底』だったり伊吹有喜の『BAR追分』だったりですが。