私が小説書くとき最も重点に置いていること

恥ずかしいながらも私のHPにて小説を書いています。好きな野球を題材にしたり、オリジナルなどを気の赴くままに書き連ねています。
色々と書いていますが、私が小説を書くとき必ず守っていることがあります。
それは『読んでいる人に夢を与えたり、立ち直ってもらえるような作品を作る』ように心掛けています。

サスペンスは殺人犯を捕まえるまでの経緯や、刑事・探偵の名推理や心理状態などを描いています。
ホラーはあの手この手で“怖さ”を求めています。
こういった系統の作品は絶対に書かないようにしています。
血が流れたり、殺し合いをさせたり、人が死んだりと人々に恐怖を与え、そして人の醜い一面を綺麗に描写されています。
「綺麗事だけで人間生きていけるか!」と思っている方々もいるやもしれませんが、それでも私はそういった作品を作るのがイヤなのです。

それは何故か。そのような作品を読み終えて次に続くようなものは何でしょう?
残酷な表現を含んだ作品が想像力に駆り立てられて恐怖を味わうか、達成感に満ちるか。それならまだ良いです。
これが“人を殺してみたらどうなるのだろう”と続いてしまう危険性を含んでいるのが一番イヤなのです。
二時間ドラマで最近(こじつけているような題名のモノながら)やっているのは殆どサスペンス。出演者の中で必ず一人は殺されています。
そんな番組でどうやって人に夢を与えられると?

なので私はそういった系統の作品は絶対に作らないように心にいつも秘めています。
「どうせ書くなら読んでいる人に夢を芽生えさせたり、生きる力を与えられるような作品を作りたい」と。
筋も展開も表現もまだまだ三流のヘボです。ですが、私の作品を見て少しでも元気が出てくれれば私はそれだけで充分だと思っています。