―落合博満著『采配』
―森繁和著『参謀』
□岡田秀文著『太閤暗殺』
△津本陽著『信長影絵』
□五十嵐貴久著『交渉人・篭城』
□五十嵐貴久著『誰でもよかった』
―川崎憲次郎著『野村「ID」野球と落合「オレ流」野球』
○上田秀人著『軍師の挑戦 ―上田秀人初期作品集―』
○鈴木輝一郎著『織田信雄』
○火坂雅志著『上杉かぶき衆』
☆有川浩著『ラブコメ今昔』
◎有川浩著『クジラの彼』
○有川浩著『空飛ぶ広報室』
◎有川浩著『海の底』
○有川浩著『空の中』
○福永英樹著『志 豊臣秀長伝』
○有川浩著『レインツリーの国』
○葉室麟著『春風伝』
△葉室麟著『冬姫』
―平松洋子著『忙しい日でも、おなかは空く』
×宮下奈都著『太陽のパスタ、豆のスープ』
□今野敏著『確証』
○火坂雅志著『常在戦場』
○青柳蒼人著『浜村渚の計算ノート 4さつめ 方程式は歌声に乗って』
○鈴木輝一郎著『お市の方 戦国の鳳』
○鞍馬良著『秀長さん』
○立見千香著『強運ガール』
□天沢夏月著『サマー・ランサー』
☆有川浩著『県庁おもてなし課』
□有川浩著『塩の街』
□青柳碧人『判決はCMのあとで』
□岡田秀文著『関ヶ原』
◎池井戸潤著『オレたちバブル入行組』
◎池井戸潤著『オレたち花のバブル組』
□鈴木輝一郎著『姉川の四人 信長の逆切れ』
○笹沢左保著『軍師 竹中半兵衛(上)新装版』
○笹沢左保著『軍師 竹中半兵衛(下)新装版』
―加古大二著『落合語録』
○是枝裕和 佐野晶著『そして、父になる』
☆峰月皓著『天使のどーなつ』
×今岡英二著『天下人の軍師―黒田官兵衛、風の如く迅速に―(上)』
×今岡英二著『天下人の軍師―黒田官兵衛、水の如く泰然と―(下)』
―伊集院静著『逆風に立つ 松井秀喜の美しい生き方』
計 43冊
☆→とても面白かった!
◎→何度読んでも飽きない
○→また読み返したくなる面白さ
□→普通
△→ちょっと私の趣味に合わなかったかな
×→あまりおススメできません……
―→文芸書以外
これまで一年に何冊本を買っているのか数えたこともなかったのですが、あまりの多さに自分自身が一番驚いています。一応毎月一冊以上は購入していましたが、それでも40冊以上も金を注ぎ込んでいたとは。
パッと見て分かる通り、有川浩無双です。実に5分の1の8冊。『ラブコメ今昔』『県庁おもてなし課』の二冊には大変お世話になりました。『海の底』や『クジラの彼』もふと読みたくなる時があるほど、自分の中で「ハズレのない作家さん」という位置づけです。あと意外と言えば『天使のどーなつ』が期待以上にハマったことでしょうか。
歴史小説がイマイチという作品が多かったですね……陰陽系の入った『冬姫』は趣味に合わなかったですし、岡田秀文や鈴木輝一郎といった手堅い作家さんの作品でも突き抜ける面白さは無かったですし……『天下人の軍師』に至っては論外。あれは今年購入した作品の中でも一二を争うワーストでした。
序盤にしっかり読み手の心を掴んで、最後の締めは多少意外性がなくてもストンと落ちるべき場所に落とす作品が好き(と個人的に解釈している)なのでこういった評価になりましたが、これを見て「あ、この作品を読んでみようかな」と思えたら幸いです。購入しなくても図書館などで手にとってパラパラと捲るだけでも構いません。