20歳を迎える自分から見た日本

私事で恐縮ですが、来週で20歳を迎えることになりました。
一週間後には晴れて成人となる訳なのですが―――未だそういう気持ちになれません。
恐らく後々から気付いてくることなのでしょうけど今はまだそういった雰囲気ではないです、はい。

そんな成人として初心者マークを貼っている私から日本を書かせていただきます。
まだ選挙権を獲得していませんが、もし早ければ今年中に投票する機会が訪れる可能性があります。
郵政民営化法案が参議院で否決された場合に発生する衆議院解散総選挙
小泉さんの最も実現したい政策で、もしも参議院で否決された場合には衆議院の解散を辞さない構えを見せていますが、実際どうなるかは先行き不透明で本会議で決まるものだと思われます。
自民党内では必死の説得が続いているようですが、現在15名が反対を投じ15名はまだ態度を決めかねているとのこと。
造反すれば公認の取り消しに加え、自分の選挙区で同じ党から候補者を擁立するとのこと。

果たしてこのような政治を執り行っている状況で国民の生活はどうなっていくのでしょうか?
郵政民営化で隠れがちな憲法改正問題や障害者福祉に関する問題などの方が国民にとって身近な問題です。
しかし国会議員の面々は郵政民営化の話しか取り上げず、これら重要な問題を置き去りにしているのです。
それが議論を尽くされるのならまだしも日程ありきで可決を優先して内容の審議はほとんど行われず、国民に対しての説明も極めて不十分です。
先日の衆議院で採決された郵政民営化法案の投票でも棄権する議員も数少ないながらいました。
国会議員は“国民から代表して選ばれた”という意識が薄いのではないでしょうか?地元の声も聞かず、我が考えだけを通し、苦しんでいる国民を尻目にして自分達はのうのうと暮らしているのです。
これが日本の行方を舵取りする者達のすることなのでしょうか?
限られた人の幸福を目指すのではなく、万人共通して幸福を得るようにしていくのが仕事なのではないでしょうか?