郵政法案参院秘訣、衆院解散

隔離された環境にあったのですが、これだけは耳に入っていました。
結果は造反者が約30人といった形で衆院は解散、と相成りました。
解散手続きの段階で農水大臣が反対して罷免、他の大臣からも反発があったとのこと。
個人的な考えながら政治の混乱を避けるのであれば解散させるよりそのまま会期を終了させた方が良かったかと。そういった意味では農水大臣の判断は正しかったと思います。

衆院で政治の混乱を避けるために白票を投じた人もいるが結果的にはそれは無駄に。
青票を投じる人はそれなりの覚悟を決めて自らの理念を貫いたのだから実に潔いと。
公認やポストなどの餌に釣られて自分の意見を変える国会議員は正直やめたほうが良いと思う。
自らの欲に眩んで地元の人のことなどを考えられないのであれば国の頂点である国会にいる資格はないし、そういった甘い言葉も実際に約束されたことでもないので利用されてあとは捨てられる可能性も否定できない。なにより人間性を疑われてしまう。

衆院で可決して参院で否決、当てつけに衆院解散は正直おかしい。
小泉さんが郵政族だからとは言っても国会で何の議論もなしに強行採決にまで踏み切るやり方は党内部から反発が出てきてもおかしくはない。
それに郵政法案を通すために自民党をぶっ壊すと答弁したのには呆れてしまいました。始めの頃期待していたことがものの見事に裏切られた結果に。
恐らくこれで自民党は分裂していく可能性はあると私は思っています。自民党本部と支部の対立も表面化してきたし、自民党から離れていく人も多いと推測できます。
そういった意味では民主党は政権奪取の大チャンスかと。これを逃したら早々に政権を奪うことは出来ないでしょう。