中古家電うんぬん

経済産業省が打ち出した法律。これが波紋を呼んでいましたのでここに取り上げようと。(名称忘れた/爆)

今年4月からPSEマークのついていない家電は販売・使用してはいけないというお達しが世間に広まったのは今年2月の終わり。施行猶予期間があったらしく、その間に業界に呼びかけたりするはずでした。
が、ここで疑問。
一つ目にはたった1ヶ月近くで全国の中古家電を取り扱う全ての店舗で、PSEマークなしの商品を処分できるかという話。無論無理があります、ありすぎです。猶予期間が長く取られている意味は何だったのでしょうか?
二つ目にはPSEマークのない中古家電の行方。この大量生産・大量消費の時代で使えないモノ=ゴミとなるのですが、環境省は環境改善のためにリサイクル運動を促進しており国民にもその意識が根付きはじめた頃なのに、この考えは何のためにあるのでしょうか?
三つ目にはお宝。マスコミや音楽業界の話が話題になりましたが、ビンテージ物の音楽楽器は古い物だからこそ良い音色を奏でるものも存在しています。そのような物を売買できなくなるのは果たして良いことなのでしょうか?

……といった問題点が挙げられ、経済産業省は大きく緩和した施策を発表。販売後に任意で点検することを条件にPSEマークなしの商品を売買できることになりました。……では、何のために作られた法律なのかとまた疑問に思います。作られるのにかかった時間とお金を返してください。