現在進行形の作品を書いていて思うこと

只今『乳白色の靄の中で*1』『紅い瞳*2』に続く作品を執筆中。今現在このシリーズの集大成となるような作品になる予定(ですが、書きたくなるとまた書くのですけれどね)。

上に挙げた二作品を読んでいただくとわかる通り、かなり難しいテーマなのです。今回もまた同じく難しいテーマを取り上げるのですが、その中で自分の人生論について書く機会があります。
21年と100年生きている人からすれば「まだまだ小童が」と思われるかも知れませんが、自分の人生について記すわけではないのです。“人生とは何?”ということについて書くのです。(これもこれで「20年そこそこしか生きていない輩が何を言うか」ということなのですが。)人生なんて当の本人しかわからないことですし、シナリオなんて当然ありません。いつ、どこで、何があるか、なんてわかる人がいれば非常に羨ましいです。(ここで「先が見えすぎると怖い」という考えを持っている私のようなひねくれ者もいるのですが。)人の一生とはこの世に誕生して死によってこの世から離れるまでの間を指していますが、この期間その人が行ってきたことは本人次第によって価値も変わってくると思います。他人から見れば苦しいと思うような生活をしていても充実していると感じる人もいれば、何不自由ない生活を送っていても不幸だと感じる人もいるのですから。

『死があるからこそ生が栄える』という意味の言葉を聞いたことがありますが、正しくそうなのかも知れません。