揺れる教育現場

滝川市で起きた小6女子児童のいじめによる自殺事件。被害者児童が遺した遺書があったにも関わらず教育委員会はいじめを認めず、遺書を読もうともしない教育委員会の姿勢に全国から反発があり、昨日滝川市長以下教育委員会関係者が被害者遺族の自宅を訪れ、謝罪しました。かれこれ1年という月日の間、何故認めたくなかったか。いじめという事実があったにも関わらず、明確な遺書があったにも関わらず。教師の指導力不足はもとより、こうした監督する立場の教育委員会までこうした態度というのは如何せん問題があるのではないでしょうか。

教師ばかり攻める……というわけではありません。保護者の方でも教師に対して無理難題を押し付けたり、小学校において生徒から教師に対しての暴力も増加傾向にあるという結果もあり、教師も困り果てています。さらには日の丸・国歌斉唱の問題、教育基本法の改正やら現場は大きく揉めていることは事実にあります。
大学受験を9月にして高校卒業後から大学入学までの間はボランティアをさせる、と仰る議員もいましたが、何故欧米に合わせる必要があるのでしょうか。欧米では大学入学までアルバイトをして学費を捻出している、と聞いていますが、日本でも学費捻出とまではいきませんがアルバイトに勤しむということは予測できます。若しくは遊ぶか。ボランティアをする学生なんて正直微々たるものですよ。

閑話休題
『教育は国家百年の計』と言いますので是非ともしっかりしてほしいです。学問だけでなく、人間的にもそうですが……