風は吹いた。確かに吹いたが……

地元県の選挙結果。
1区(ココが地元)→民(元職)当選※自(前職)・比例復活
2区(全国注目の選挙区)→自(前職)当選※民(新人)・比例当選
3区(特にこれと言って)→民(新人)当選※自(前職)・比例復活
その他:民(一度政界引退したけれど、何故か党が変わって今回復帰)が比例当選
合計:7人当選

結果的には民4自3で民主が勝利。惜敗率に関しては恐ろしいくらい高いし(2区は96%、3区も95%超でどちらも比例で当選)これだけ地元県出身の議員が増えるのもどうかと。そんなに比例枠ないのに4人も比例で受かるなんて……。
政権交代の風が吹いた、というのが今回の選挙だが、確かにそう思う。2区で民主新人が大物議員を追い詰めるなんて数ヶ月前まで考えられなかったし。本気で大物議員が落ちるのではないかと思ったくらい。そうなったらマスコミ的にも民主党的にも大々的にメディアに扱われていただろうなぁ、と思ったり。(小選挙区で負けても“小沢チルドレン”の一角に入っているのだから……これで勝ってたら取材殺到物だろうな。マスメディア的な意味で)

しかし小選挙区の結果だけ見ると、東隣の県は自2民1、そして西隣に至っては自3で唯一(?)全勝。3県で総合すると自6民3と、オセロがひっくり返ったような結果が出ていた都市部とは違った結果に。ブロック的には民主が勝っているものの、この3県だけで見ると周りから取り残された感じが。実際2大政党の影に隠れて某政党党首が比例ブロックのみ出馬で落選して政界引退に追い込まれているし。

確かに選挙で第一党が変わった。でも選挙の結果が出ても、何も変わらないのでは国民は政治というものに不信感を抱いてしまうでしょう。私自身あの政策は枠組みを変えれば可能だと、淡い期待を抱いている。その期待が希望になるように願っています。