私には到底理解できない

5歳児が餓死。母親からは日常的な虐待、父親は育児に無関心。この場合の無関心は「家庭はキミに任せているだろう」とドラマとかであるようなモノではなく、育児そのものに関心を向けてないということ。虐待していることも認知していたみたいですが、見て見ぬふりをしていたらしい。

行き過ぎた躾からの虐待がある。決して許されることではないが、行き過ぎた愛の証なのかも知れない。本人が心底反省して関係修復のために全力を注ぐのであれば関係も少しずつながら修復するかもしれない。しかし、現在の世の中にはそれ以前に子どもへの愛情を注ぐことが出来ない親が多いように感じる。毎日のように児童虐待のニュースが話題に上がっているが、両親のDNAを受け継いだ神様からの大切な命というものを何かそこら辺にある物と同じくらいの価値しか持っていないのではないかと思わざるを得ない。親の趣味で名前を子につけるのもその延長腺にあるとしか考えられない。

そしてもう一つ。「子どもが旦那の顔に似ていたから」が動機だとか。何故目の前旦那にそれをぶつけないのか。離婚するとか方法は幾らでもあったのに、子どもにその矛先を向けるのは少々理屈に合わないのではないか。これでは単なる八つ当たりにしか過ぎない。あなたのDNAもその子は継いでいるけれど、旦那のDNAも継いでいるのだから顔が似ているのは極々当たり前のこと。これで赤の他人に似ていたら大問題だ。*1

育児放棄が何故起こるのか。自分の腹を痛め、自分の遺伝子を継いでいる子に何故愛情を注ぐことが出来ないのか。私には到底理解できない。

*1:旦那の連れ子なら話は違いますが・・・。