地震から一夜明けて

正直新潟中越地震の時、「これは大変なことが起きた」と思っていたけれど、それが数年後自分の住んでいる地域で起こるとは思ってもいなかった。
マスコミで騒がれている通り、地震というものが身近にあるものだと考えていなかった。正直「ここは地震が起きないから大丈夫だ」と過信していた部分もあった。新聞で一部断層の話題が出てきても「あと数百年後の話だから平気だろ」と思っていたのかも知れない。だから今回の地震は驚きを隠せない。

かたかたかた……と家が揺れる音を昨日・今日と3回聞きました。今日の朝も布団に包まっている状態で余震を迎えた。金沢という地域が特に大丈夫だから、と油断している自分が情けなく感じる。
新聞を見ると、能登地方の被災状況が生々しく写真や文字になって表現されていた。本当に酷いんだな、と改めて思いました。
テレビや新聞で被災者の言葉に、この土地独特の方言が使われていて違和感を感じない辺り、地元で起きた災害だということを感じます。

地元なだけあって、能登には何回も行ったことがあるし、陥没などがあった能登有料道路は何回も通っていて映像を見るだけで大体どの場所かがイメージできる程。機会があればボランティアに行きたい。安全圏である金沢で見るマスコミを通じた情報より、現地に行って直接惨状を見に行きたい。そして困っている人の役に立ちたい。今率直に思っていることである。