それぞれ好みは違えど

 私の一番身近な趣味と聞かれれば、間違いなく「読書」と答える。ハードカバー本であれば高くても一冊2000円までいかないし、文庫本であればもっと安い。そして何回も繰り返し読み返すので経済的。知育とかそんなこと関係なく、時間というものを忘れて本の世界に入れることも大きい。

 では、本当に面白い本とは何だろうか。私個人としては何回も何回も繰り返し読んでも楽しめる本が真の面白い本だと思う。オチが分かっていてもそこに至るまでの経緯に飽きを感じさせない、というのは素晴らしいことだと思う。一回読んで「面白かった」と感じることは多いですが、その後再び同じ本に手が伸びるかと思えばこれがまた違ったりしますし。特にミステリーとか。

 そして読んでいる人の感性によって感じ方も異なります。以前私が「この本面白そうだな」と思って購入したものの、途中でつまらなく感じて投げ出した本があります*1が、世間では大ヒットになっていて現在絶賛映画化されていたりします。なので、「この人こんな本好きそう」と安直に本を薦めても求めていた答えをもらえないこともあるので、ご容赦を。
 ちなみに私が家族に持っている本を薦めても「面白かった」の答えは一回もありませんでした。母・妹は似たような傾向なので本の貸し借りは可能ですが、私だけは一人独自路線に走っているので本の購入費が飛びぬけて高いです。

*1:基本的に購入した本はどんなことがあっても最後まで読み切るのですが、この本だけはダメでした。最初の設定に心惹かれたものの、途中に出てくるキャラクターがどうしても作品全体をぶち壊しているように感じて途中放棄。余談ながらこのように途中放棄した作品はこの一冊のみ