購入書籍・2016年4月編

 ・近衛龍春著『伊達の企て』
 ・泉ハナ著『外資系オタク秘書 ハセガワノブコの仁義なき戦い

 以上。
 書店にて文芸書コーナー(1F)で面白そうな本があって購入してから文庫本コーナー(2F)へ。「最近当たりが多いんだよなぁ」と思いながら新刊の棚に行くと、去年一番の大当たり本の続刊が。作者も表紙のイラストも同じでしたが念のため中身を確認。無事に続刊と確認してやや浮かれ気分で即買い。
 前作『ハセガワノブコの華麗なる日常』では帰国子女でありながら生粋のオタクである主人公・ハセガワノブコの奮闘ぶりを描いた作品で、軽い感じの文章と読み手を飽きさせない展開で凄く良かったものの、著者のデビュー作であり内容も万人受けするような作品じゃなかったので続刊が出るなんて夢にも思っていませんでした。
 続き物は「え?何でこんな展開になるの?」と読み手の期待を裏切る方向に行くリスクもありますが、そんな不安は杞憂でした。前作とは違った意味で非常に読み応えがありました。多分今年一二を争うクリーンヒットかも?

 ホント、どこに運命的な出逢いがあるか分からないですね。だからこそ楽しいのですが。