堅い

某所に投稿した作品*1の感想を頂きました。首を長くして待っていただけにドキドキワクワクな気分で読んでいました。
基本的には他者からの評価は参考にしています。私自身見えない部分などを指摘されることによって次に進むための大きな足がかりになるからです。(反映されなくても鵜呑みにしているということは決してないので。)

色々と指摘され、褒められましたが総括的に「堅い」ということでした。
先日執筆した『不縛不留』も親友から「少し堅い部分がある」と指摘されていました。

堅いと言われる理由はわからんでもないような気がするんですよね。
それは「」文を使わないで表現力で勝負しているんですよね。
以前とある方から“「」が多くて読みにくい”と言われたのでそれを機に「」を極力使わないで表現でそれを賄おうとしたわけです。それが染みついてきて現在に至るわけなのですが、最近は少し「」を使うようにしていますがまだまだ少ないのが現状です。
人物像を手っ取り早く表現するには確かに「」文が一番簡単ですが、私はそれを敢えて捨ててみました。
結果、自然と文章主体で会話が少ないので堅いイメージを与えてしまうということになってしまいます。

まだまだ試行錯誤が続きます。自分の求めるものに辿り着くまでまだまだ時間がかかりそうです・・・

*1:『気儘なアーティスト』