オールスター第一戦

新庄引退を宣言してパフォーマンスもすると宣言していた今年のオールスター。それ抜きにしてもプロ野球のスター選手が終結する夢の対決ということで楽しみにしていました。

テレビつけると新庄の第二打席。「なんじゃい、あのレインボーバットは。」が第一印象。金色バットの次は虹色ですか。アンダーシャツも違うではないですか(一緒に見ていた野球に興味のない母発見)。新庄が放った打球はライトへ平凡なライナ……えぇっ!落としたー!ライトの青木って守備下手なイメージなかっただけに驚き。これも新庄効果か(違)そして二塁到達時に新庄のベルトの異変に気付く。
その裏、マウンドには吉井が上がり打席には先程エラーの青木。……ちょ、待て!ホームランかよ!青木って一発より巧打タイプなのに何故こうもタイミングよく演出できるのだ。(エラー含)その後代打オレの古田兼任監督。結果は投手ゴロながらちょっと嬉しかったです。

風呂入って再びテレビをつけるとまたもや新庄が画面に。私がテレビをつける寸前にファインプレーがあったらしく、実況は興奮気味で新庄自身も手を鼻に当てていました。リプレイで見て新庄のダイビングキャッチがその演出が心憎いくらい綺麗に決まっていました。

9回表、2点リードの場面でマウンドにはWストッパー指名された阪神・藤川。打席にはシーズン最多本塁打記録を持つカブレラ。ここで藤川が投球に入る前に予告直球。「ぉー、すげー」という気持ちと「負けんな、カブレラ!」という気持ちが交錯しながらも興奮。カブレラは少し怒りの表情を見せつつも藤川の投球にフルスイングで応える。結果は見事藤川が三振を奪い、次に打席に立ったのはWBC出場の小笠原。ここでも全て直球勝負で小笠原も負けじと喰いついていき、ここでも見応えたっぷりの勝負に。結果は藤川の直球が勝り、小笠原に対して藤川がペコリと下げる姿が妙に素晴らしかったです。ここで藤川は交代でクルーン登場。里崎に対しての初球はセンターへはじき返すもスピードは159キロ!凄いよ、里崎さん!続くフェルナンデスをきっちり三振に抑えて試合終了。
MVPはいいとこ取りだったヤクルト・青木選手。あんなことされたら誰だってMVPに選びたくなるよ、あの試合は。
結果的には凄く満足できる試合だったように思えます。最後の最後までピッチャーとバッターの駆け引き&選手達のプレーが面白くて目が離せませんでした。

本日の第二戦は雨で順延。梅雨前線が停滞している九州の宮崎ですのでそこが心配。
個人的には新庄劇場を最後まで見てみたいです。虹色バットが折れてしまったので次はどのようなバットで来るのかも期待したいです。