阪神優勝

久しぶりにテレビで野球中継があったので見てみると5回裏で巨人0−3阪神。これ見た瞬間に(巨人ファンの方々には悪いですが)阪神タイガース勝利兼優勝を確信。
理由。勢いと球場の雰囲気。画面からヒシヒシと伝わってきました。
そして7回。打者8人でだめ押しの2点追加。さらに勝利を確信。マウンド上にいたマレンはさぞかし投げにくかったでしょうね。
藤川−ウィリアムスの継投はピシャリと三者凡退で抑えて、さぁ8回裏の攻撃…というところで風呂に。
出てきてみると既に岡田監督が優勝インタビュー受けていました。

日テレ。あまりにも酷いだろ、あれは。岡田監督との優勝インタビュー途切れるわ、「この後もう一度岡田監督の胴上げシーンを」と言っていて直後にCM入れて、挙げ句中日×横浜戦の途中経過で中日が3点リードされている場面で反撃して2点を返したのに「最後の粘りを見せています」発言。やっぱNHKかなプロ野球中継は。

今年の阪神はリリーフと野手が良かった。
今年JFKと一躍注目の的になった黄金リレーはあの引退した佐々木投手のように相手チームを恐怖に陥れた。今日79試合登板で“鉄腕”稲尾投手の日本記録を塗り替えた藤川投手、それに次ぐ70試合登板を誇るウィリアムス投手などは酷使されながらもケガなく一軍を守り続けた。抑えの久保田は3イニングを投げたりと変則的に起用されてきた。そして共通するのは大崩れしなかったこと。今年の阪神投手陣はこの3人の活躍がなければ恐らく今日はなかったはず。
打線は4番金本、5番今岡を軸に大爆発を引き起こした。勝ちを呼び込む一打を打っているのもこの二人に違いない。
そして私が着目したいのは1番“レッドスター”こと赤星選手。持ち味の俊足は球界随一というのは知っての通りだが、出塁すると相手投手は非常に嫌であっただろうし、なにより長打で俊足を飛ばして一気にホームを突くことも考えられる。なにより昨年不振にあえいだ鳥谷選手が今季2番で活躍したこともあって阪神得点力増加の背景には赤星がいることは間違いない。
今年から導入された交流戦で勢いづいて上位を守り続けた。このまま悲願の日本一にまで駆け上がってもらいたい。