1000文字

とあるサイトにて開催されていた1000文字小説コラスペに参加。投稿した作品は『我輩の夏休みの一部』で、現在WEB拍手礼文として展示しているものです。
『我輩は〜〜である』という自分称&語尾でイメージする方も多いかと思いますが、夏目漱石作『我輩は猫である』から来ています。仕草もなるべく人間っぽく表現し、主人公が猫であることを悟られないように工夫しています。そして最後には種明かしとして「我輩は猫である」という名文句をつけ、さらに「毎日が夏休みである」という軽妙な締めで終わっています。前にも述べた通り、私の文章は“堅い”イメージを見ている人に与えるため、“堅い”中で最後に軽妙なオチをつけることで作品が引き立つと思いました。
また、文字数が限られているため出来る限り漢字を使うようにしたりもしました。そのため最初書きあがった時には800字に満たない状態でしたが、少し展開させたり付け加えたりした結果、1000文字に収めることができました。

この作品は賞や順位を目的として参加したわけでもないのですが、投稿した以上は投票結果も気になります。土日と出かけていたため、投票結果を知ったのはつい昨日だったわけですが、やはり賞を頂くことは出来ていませんでした。が、大健闘の4位だったことには自分自身驚きました。HNに4があるから4位なのか、と少し納得しました(笑)