ぇ?書庫に保管?そんなに大切な代物貸し出ししていて良いのですか?

めずらしく日記ネタ。

司馬遼太郎国盗り物語』を図書館で借りて2巻まで読んだは良かったが3巻がなかなか手に入らない。本の在庫チェックにて調べてみると文庫版(1〜4)ではなく前後編に分かれている本があるのを知って早速今日それを保管してあるT図書館へ。
県内随一の在庫数を誇り、尚かつ重要な資料も保管しているT図書館。郷土資料館も併設している程見た目も古く趣がある建物で駅からも徒歩20〜30分くらいの距離。自宅からも最も近い。どこにあるかまた在庫チェックで調べてみるとT図書館2階にあることが判明。普段は1階しか利用しない私が階段を上がってびっくり。全然雰囲気が違いました。
その置かれている場所に入ってみるとなにやら重要な資料などが閲覧できるらしくカバンの持ち込み禁止で古めかしい本や分厚い冊子が並んでいる状態。近くには学習室で沢山の衝立付の机に一生懸命勉強している人。これまた「来るな」プレッシャーが大いに出ていました。何回かウロウロとして係員に声を掛けると「書庫にありますので少々お待ち下さい」とのこと。さらにイヤな予感。そんなに大切な本を探し当ててしまったのか、と。待つこと数分。カウンターに行ってみると古い資料みたいな作品とご対面。白手袋つけてピンセット使って読んでいかなければならないと思わせるほどの年代物な本でした。正直普段読んでいる文庫本サイズの物とは桁違いに扱いが難しそうですので当日中にI図書館へ返却。無論移動中は本を袋に被せて丁重に運びました。そして面倒ながら文庫版の方を予約させていただきました。