ブラック・ジャック

見事に裏をかかれました。てっきり紅蠍が小蓮かと思っていたのですが、違ってました。以上良いところ。……悪いところは沢山あります。

ブラック・ジャックは不発弾の事故により瀕死の重症を負い、ブラック・ジャックをかばった母親も瀕死の重傷。父親は愛人と共に母と息子を捨てて海外へと逃亡。ブラック・ジャックこそ奇跡的に助かるも、母親は死去。自分と母を捨てた父へ、そして母を殺した事故の犯人を捜すべく医者になる』という根幹があるわけですが、今回のお話で全て覆されたわけです。最も変えてはならないものを変えてしまいましたね。残り数ヶ月(次の番組改編にてブラック・ジャック終結、次は週間少年サンデー連載の結界師らしい。)どうするのですか。ノアール・プロジェクトの話を続けるのですか。そろそろ原作からかけ離れた作品になっていくような気がしてならないのですが。

  • 時間が足りなさすぎ

この話は一時間かけてやるべきだと個人的に思いましたね。後半部分なんかは話が急展開に次ぐ急展開で話についていけない部分が多かったり、くっつけ方が不自然だったり。特にブラック・ジャックの知られざる過去関連(心の動きや脱出までも含む)、ブラック・ジャックの足の手術への経緯、最後の空港のシーン。最初は言わずもがな手術までの経緯なんかは早すぎて理解できなかった方も多かったであろう。そして空港のシーン。展開早すぎ。もう少し伸ばせば良かったものを短すぎ。

何故三十分でまとめようとしたのか理解に苦しみます。後半部分だけでも軽く三十分はいけますよ?伸ばそうと思えば伸ばす部分は沢山ありましたし、是非一時間でやってほしかった。場面的にも大きく変わる局面でしたし。先週のリマイスターするくらいだったらこれを入れてほしかった。正直日テレがさらに嫌いになりました。