センバツ開幕!

(前にも書いたかも知れませんが)私の友人Hは鉄道に目がない方なのですが、高校野球ファンでもあります。春・夏・秋の大会(地方・全国含めて)について私と激論を交わせる貴重な一人で、その情報は私を上回るものもあります(あっちは生粋の高校野球ファンなので私なんかでは到底及ばないのですが)。
私が「プロには興味ないのか?」と聞くと「ない」と断言。彼曰く「高校野球の方が数倍面白い」とのこと。確かに彼の話も一理ある。半年以上戦い抜くプロでは先を見据えて考えていく必要があるが、高校野球は一度負けるとそこで終わりの世界。先のことなど考えず、その場でベストの布陣で臨む必要がある。エラーが多かったり四球が多かったりと粗さはあるものの、犠打を多用して地味且つ堅実に勝利をもぎ取りに行ったり、華麗な守備や名勝負などで観客を魅せたりする辺りはプロ以上の面白さがあるのでしょう。
プロ野球が決して劣っているという訳ではないことはここで弁解させてください。プロだからこそファンを魅了する部分だってありますし、長い期間戦っているからこそ生まれるドラマだって存在する。オールスターなんて一年に一度のお祭ですし、去年のように新庄劇場みたいなことや藤川vsパ・リーグが誇るクリーンアップというのは本当に楽しませてもらいました。これだからプロ野球はやめられないと改めて感じました。

今年は甲子園でどのようなドラマがあるのだろうか。今日開幕で、順延等がなければ4/3まで熱戦は繰り広げられます。