購入書籍・2019年9月編

 ・柚木麻子著『幹事のアッコちゃん』
 ・浜野卓也著『黒田勘兵衛 秀吉も一目おいた天下人の器』

 以上。
 今月はこの二冊のみ。今月頭に『幹事のアッコちゃん』を購入してから昨日まで購入なしだったので、先月まで繰り越していた積み本が見事に消化出来ました。二周目を読みたかった『りゅうおうのおしごと11』『線は、僕を描く』も無事に読み終え、現在は『うちのレシピ』の二周目です。
 『幹事のアッコちゃん』はシリーズ三作目。相変わらずアッコさんのパワフルさで読んでいるこちらが痛快に感じるストーリー。終わり方から、これで完結なのかな?
 ……今月は購入したいと思えるような本に巡り合えなかったけど、来月はどうなることやら。

想定外

 今月中旬。研修の為、通勤時間帯に研修場所まで車で移動中のこと。
 前方が詰まっていたので、私もブレーキを踏んで減速。前の車との車間を意識して……
 直後、後方から追突されました
 すぐにハザードを点けて左に車を寄せ、安全確保。後続の車もそれに倣い。
 で、そこから互いの連絡先交換、警察に連絡、研修先への連絡、保険会社への連絡……この間、自分でも驚く程にスムーズに対応していたと思います。パニックになったり追突されて激昂したりということは一切ありませんでした。
 幸い、ケガは一切無し。後日病院で年の為に検査してもらいましたが、異常は一切無し。お医者様から「キレイな首ですね」と褒められました。
 研修の方は数分遅れ、午後から半休だったので仕事の方に支障はありませんでした。
 車の方は……知り合いの自動車整備工場の人曰く「かなりひどい」らしいです。事故の衝撃で後方ドアが開かないくらいですから。
 保障に関しては全部相手方のお支払いという形に。それでも事故当日はあちこち電話して合わせて二時間ほど費やしました。

 ……しかし、半年で二回も事故に遭遇するって、何という不運。どちらも大きな怪我ではなかったのが幸いでしたけど。
 ……お祓いでも行ってきた方が良いのでしょうかね?

購入書籍・2019年8月編

 ・仁木英之著『レギオニス 勝家の決断』
 ・白鳥士郎著『りゅうおうのおしごと! 11』
 ・木下昌輝著『戦国十二刻 始まりのとき』
 ・葉室麟著『孤篷のひと』
 ※8/31追加
 ・栗栖ひよこ著『こころ食堂のおもいで御飯 ~仲直りの変わり親子丼~』

 以上。
 多少前後しましたが、先月の積み本も今日消化。下二冊は今日購入したばかりなので、実際には三冊の繰越。
 『レギオニス』は四作目にして完結編。ここまで独自の視点で勝家の半生を描いてきた作品ですので、どのような展開が待っているのか楽しみです。
 『りゅうおうのおしごと!』に関しては……個人的にはシリーズの中でも随一の面白さ。前巻からの流れを引き継いで、とても面白味のある内容でした。
 『戦国十二刻』は、『終わりのとき』からの続編。こちらは今読み始めていますが……良作の予感。

秋の気配

 少し前まではうだるような暑さにげんなりしていましたが、最近は朝晩と涼しさを感じられるようになりました。
 心なしか陽射しも幾分和らいだような気がします。

 人間現金なもので、暑さが収まった途端に「あぁ、秋も近いんだな」と勝手に思ってしまいます。
 ……ここから暑さがぶり返すってこと、ないですよね?

購入書籍・2019年7月編

 ・砥上裕將著『線は、僕を描く』
 ・今村翔吾著『八本目の槍』
 ・岡田秀文著『大坂の陣
 以上。

 積み本の翌月繰越の影響がかなり響いて、先月購入分を読み終えたのは今日……やーっと今月購入した本を読み始められます。
 『線は、僕を描く』は原作が発売されるよりも前に週刊少年マガジンにてマンガの連載が始まる、異例な作品。私自身も週刊少年マガジンで連載されているマンガを読んで購入したクチです。
 読み始めたのは今日の午後になってからでしたが……一時間半で半分を一気読み。メッチャ面白いです!! まだ半分残っていますが、続きを読むのが非常に楽しみです。
 今村翔吾さんは……お初、かな?岡田秀文さんも最近は明治期を題材にした作品ばかり出されていたので、久しぶり?読むのは来月へ持ち越しになりますが、どんな内容なのか楽しみです。

狂気の矛先

 京都アニメーションの放火事件。
 何でしょうか……カリタス小学校のスクールバスを待っていた子ども達への襲撃といい、いつ何処でテロに巻き込まれるか分からなくなってきました。
 格差が広がり、社会的に孤立した人が抱えた不満の矛先が、何の罪もない人達に向けられた……という感じでしょうか。「自らの小説を盗まれた」というのが動機らしいですが、不満爆発の引き金は何でも良かったのではないのですかね。

 怖いと同時に、何か悲しいです……人間関係が希薄になり、それぞれが生活するだけで手一杯。日本はどういう国になっていくのでしょうか。

購入書籍・2019年6月編

 ・高橋直樹著『駿風の人』
 ・嶋津義忠著『明智光秀 真の天下泰平を願った男』
 ・小湊悠貴著『ゆきうさぎのおしながき 白雪姫の焼きりんご』
 ・小手鞠るい著『瞳のなかの幸福』
 ・伊東潤著『家康謀殺』
 ・朱月十話著『お姉さん先生は男子高生に餌づけしたい。』
 以上。
 「今月は毎週必ず一冊は本を買ってる気がする」と思っていたら、こうして書き出すと本当に毎週買っていました。道理で積み本が増えるわけだ……。
 『ゆきうさぎの~』に関しては当月に発売されるのを知ったので購入確定でしたが、それ以外は全て書店の店頭に並んでいたものを吟味して購入に至りました。
 大河ドラマの主人公を題材にした作品が増える傾向にあるのは知っていましたが、嶋津さんの作品はどうやら新装版らしいです。まだ途中(かなり終盤まで読み進めています)ですが、なかなか面白かったです。『駿風の人』も期待半分で買いましたが、想定を上回る満足度で面白かったです。
 ……購入するジャンルの傾向から外れている本が幾つか混じっていますが、私自身こればかりは先が読めません。自分のアンテナが反応して、店頭で目を通した上でGOサインを出した訳ではありますが、全体を通して面白いかどうかは別問題ですから。
 特に一番下に至っては……タイトルで推察される通り、バリバリのラノベです。調べたら『小説家になろう』で掲載されていたらしいです。表紙買いではないと言い切れない辺り、怖いですが。

 ここ数ヶ月、当月に購入した本を全て消化することが出来ず、翌月に持ち越すことが多いです。未読本が増えているのは購入ペースもありますが、消化スピードに差があるのも大きい訳でして。
 軽い文章だと一気に一日で読破することもあるのですが、歴史小説でボリュームのある作品若しくは読み進めにくい作品の場合、どうしても週末二日で読み切れずに週を跨いでしまいます。結果、今日現在で読み終わったのは上二冊だけで、残りの四冊は来月に繰り越しとなります。
 ……ここらでペースを上げないと、来月は本を買ったのに目を通せなかったということになりかねないので、何とかしたいとは思っています。

暑い、のか?

 早いことで、今年も半分。折り返し地点となりました。
 ……私生活の面では特に変わらず、仕事の方でも特に変わらず。新しい職場にも慣れ、自分にダメ出しする機会も増えてきました。

 今年は、暑いのでしょうか?
 五月は一時期暑い日もありましたが、ここまで真夏日になることも少なく、思っていたより暑くないという感じです。晴れている日が多かったのに真夏日が多くないことも影響していると思います。
 冬場はパソコンの前に居る時は前日の晩に沸かしたお湯をポットに入れて、それを急須に入れてお茶を飲んでいるのですが、今年は6月になっても続いています。例年ですと、そろそろ熱いお湯ではなく冷ましたり冷やしたりするのですが、今年はそうしようと思ったことはありません。
 ……まぁ、扇風機は5月の終わりから活用しているのですが。
 うーん、暑いのか暑くないのかイマイチよく分からないですね。

購入書籍・2019年5月編

 ・伊東潤著『吹けよ風 呼べよ嵐』
 ・喜多みどり著『弁当屋さんのおもてなし まかないちらしと春待ちの君』
 ・佐々木功著『織田一の男 丹羽長秀
 以上。
 ……あれ?三冊だけ?あと一冊買わなかったっけ?というのが第一印象。
 『吹けよ風 呼べよ嵐』は上杉家家臣の須田満親を主人公にした、川中島の戦いを題材にした作品。須田氏は名前だけ聞いたことがありましたが詳しくは知らず、この作品を読んで初めて元々は北信濃を地盤にしていたことを知りました。この作品に関しては先週書店に並んでいるのを見つけて「まぁ試しに買ってみるか」という感じで購入したのですが、なかなかの当たり本。週末で一気読みしてしまいました。
 佐々木功さんに関しても、前に買った『慶次郎、北へ』が良かったので試しに購入。丹羽長秀を題材にした作品はなかなか見ないので、どういった内容なのか今から楽しみです。

暮らしを便利にする道具、人を不幸にする凶器

 昨日(土曜)、私事ですが事故に遭いました。

 昨日は午前中に毎週通っている馴染みの喫茶店へ。まったり本を読みながらコーヒーを飲んで、お店にある時計が正午のチャイムを鳴らしたのでお店を後に。
 天気も良かったので自転車に乗って自宅に帰ろうと走って間もなく、歩道に人が多かったので車道に。
 路駐している車の横を通り過ぎている最中、車の運転席がいきなり開いて、私の自転車を真横から直撃(多分)。自転車ごと道路に叩きつけられました。
 多分……と注釈をつけたのは、事故の時のことを覚えていないから。いきなり衝撃を受けて、倒れこんで、痛みが走って……と感覚で覚えているという感じです。

 で、事故現場と言いますか、近隣の状況について。
 現場は片側一車線ながら道幅がそれなりに広い道路……なのですが、実は観光名所となっている市場に面している道路。観光バスや市場で働く車、観光で来た車や地元民の車、さらにタクシーと主要道路ではないのですが車の往来はそれなりにある道路なのです。実際、事故現場のすぐ近くには観光バス専用の駐車場もあります。
 普段から路駐も多いのであまり車道を走らないのですが(大型バス一台通ると自転車が走れるだけのスペースがないのもあります)、昨日はやむなく……といった感じでした。
 で、何が言いたいかと言いますと……私が倒れた直後に車が通ったら、間違いなく轢かれていました。後続に車が居ないタイミングだったので二次被害には遭いませんでした……それだけはホントに不幸中の幸いでした。今考えただけでもゾッとします。

 倒れた直後、運転席から60代くらいの男性がすぐに駆け寄ってきました。その後に助手席から同年代と思しき女性の方が。多分夫婦だと思います。
 「あんちゃん大丈夫か?」「ゴメンな、見てなかったわ」と何度も何度も謝ってくれました。
 痛みはありましたが、歩けない・動けないほどではなく「……大丈夫です」と答えました。自転車も(多分)壊れてなく、無事。その後も何度も「大丈夫?」「ごめんな」と夫婦揃って謝られました。相手の方も本当に悪いことをしたと思っていたみたいなので、名前も連絡先も聞かず。
 「まぁ、警察も救急車も呼ぶ程ではないな」と判断して、その場を後に。私が立ち上がって歩き出してからも助手席の女性の方が車から声を掛けて、そのまま走り去っていきました。

 立ち上がった直後は痛みから自転車に乗れず歩いていましたが、その後回復して自転車に乗って自宅へ。約10分ほどで帰宅しました。
 が。
 事故の衝撃やら痛みやらで頭が回らなかったのですが、帰る途中から冷静に自分の状況が明らかに。
 右肘は道路に倒れこんだ際に出来たと思われる擦り傷で出血。それと左の太腿、左手の甲に痛み(多分車のドアが当たった時の傷)。左手の甲に関しては赤くなっている上に時間経過と共に腫れが。擦り傷に関しては水道水で洗って絆創膏を貼りましたが、左手の甲の腫れは徐々に痛みが増している感じ。
 「……これ、一応病院行っておくか」と、スマホで土曜の昼からも診察してくれる整形外科を検索。14時から診察可能な病院を見つけ(ネット上の情報なので一応確認のため電話→大丈夫とのこと。「頭を打っていたら整形外科は受けられない」と言われましたが、こちらはOK)、そちらへはそれなりに距離があったので、車で行くことに。

 14時少し前。病院に到着して怪我の経緯を説明すると、受付の方から「警察の方には届出ましたか?」「健康保険ですか?」と質問が。
 ……この時、初めて自分が「あ、これって事故なんだな」と実感しました。
 問診票に怪我の経緯について書いて、問診を受けてからレントゲンへ。それから先生から診断の結果……
 ・右肘の擦り傷→特に言及なし
 ・左の太腿→大体全治1週間程度の打撲(骨に異常なし)
 ・左手の甲→全治2週間の打撲(骨に異常なし)
 診断結果を受けて、骨が折れてなかったことにホッとしました。右肘はガーゼの上からネットを被せ、左手は湿布を貼ってネットを被せて終了。

 治療代を支払った後、「これ一応警察の方に届出しておくか」と思い立って、事故現場の最寄の交番へ。
 事故状況を説明して、交通課の人が来て状況を説明して、色々あって1時間ほど。
 で、警察の方(特に交通課の人)から言われたこと。
 『事故に遭ったら(仮に自分が大丈夫と思っても)絶対に警察を呼んで下さい!!
 気が動転していたとは言え、後々面倒なことになるかも知れないから警察は絶対に呼べ、と特に交通課の人からきつーくお叱りを受けました。自分が不問としたので、治療費を請求したいとか相手を見つけたいなんて微塵も思っていませんが、今思えば治療費くらいは請求できたかな、と。
 その後さらに自転車を見たいということで、自宅に置いてある自転車を警察の方が確認。最終的には17時前くらいに終わりました。
 まぁ、その後に馴染みの喫茶店→いつも行っている書店と出掛けたのですが。

 池袋の暴走事件だったり、大津の事故だったりで昨今車が凶器となる事件事故が多発していますが、今回のことで車は動いてなくても凶器となりうることがよく分かりました。
 自分も車を運転する身ですので、ドアを開ける時は必ず前後の状況を確認した上で開けるように心掛けていますが、今回被害者となりましたがもしかしたら次は加害者になることだって充分に有り得ます。
 ……今回のことを教訓に、事故があったら訴える気がなくても警察は呼ぶことと、車は動いてなくても人を傷つける凶器となることを、胸にしかと刻み付けたいと思いました。