マナーというか……ねぇ。

生温い風も、いつしか強くなり、雨も混じって次第に強くなってきた頃。
実習時の相方さん(女性)と小さい軒先の下で雨宿りをしていると、駅行きのバスが。家の近くを通るバスではないですが、もう来たバスなら乗ってしまえと。
定員に近い容量。バスの扉に迫る勢いの人の量。「ぁ、無理だな」と判断して次のバスを待つことに。すると相方さんも一緒に降りてきて、一緒に次のバスを待つことに。
他愛無い雑談を少ししていると再び駅行きのバスが。暴風により遅れている電車に乗って帰る相方さんはどうしても乗りたいとのこと。私も一緒に乗ろうかなと思ったら前回に匹敵するくらいの混み様。私一人が乗れなくても良いやと思って再びバスから下りて、相方さんを見送ることに。
一人寂しく待っていること数分。またまた同じく駅行きのバスが来るも、今度は入り口が開かない始末。ドア越しでも人が沢山乗っているのはわかっていましたが、『満員につき次のバスをお待ちください』と運転手のアナウンスが*1。「いや、私は既に2台乗り過ごしているから」と真剣に突っ込みたくなりましたが、そのバスを見送ることに。その前に乗れませんけれど。
……でもね、3台共乗客の大半を占めていたのは始発の某小中高校の生徒だったのですが、詰めようともしないわ席も空いているのに詰めないわ。その分だけでも一人か二人は乗れたはずなのに……。

次のバスは行き先は違いますが、私の家の近くを通るバス。人はほとんど乗っておらず、まず簡単にバスに乗ることが出来ました。ここでも乗っているのは先述の生徒らしき子達。女子生徒二人は空席だらけのバスの中で何故か立って携帯で話していて、男子生徒のグループは最後尾の席でべちゃべちゃお喋り。……乗車マナーも知らないのかお主らは、と内心腹が立ちました。運転手さんの親切なアナウンスも、自分達の話のせいで聞こえないバスの停留所のアナウンスをしているのではないかとさえ思いました。

後になってわかった話なのですが、同じ停留所の同じ路線のバスで通学していた妹の話では「あんなの普通」だとか。マナーを知らないだの煩いだのという話は前々から聞いていましたが、ここまで酷いとは思いもしませんでした。県内トップの学力を誇る某国立付属小中高校の生徒は学校で習うことを教えられていても、生活で必要な知識は学んでいないのかと真剣に考えてしまいました。
クレームも来ていると前述の妹が話していましたが、どうも自分のことだと思っていないのでしょうかね?「ウチの子に限って」とでも?とんでもない。世の中「限られる」ことなんて滅多にないのですから。

*1:ドアの外に外のお客さん向けのマイクがあるのです。