淡い恋の物語

左京区七夕通東入ル』(瀧羽麻子著、小学館)読了。舞台は京都で、オシャレ・可愛い物が大好きな主人公・花と、数学の世界にのめり込んだたっくんの恋の物語。最近軽い恋愛物にハマってる気が。
サクサクっと読めるので、重たい恋愛物が好きな方には不向きかも。ドロドロした憎悪とか嫉妬とかとは無縁、青春って感じが出ていて読み終わると爽やかな気分になります。二人だけでなく、個性的(?)な友達も出てきて話を盛り上げてくれます。

正直私もたっくんに共感する部分があるかも。たっくん程ではありませんが。

さて、次は何を読もうか。現在積み本は『哄う合戦屋』(北沢秋著、双葉社)と『文学少女シリーズ』(野村美月著)の第2弾、そして先日発売になった『ホワイトツリー』(小川糸著)。順番から言えば『哄う合戦屋』なのだが……信濃が舞台というのが斬新だけれど、帯がなぁ……。