メンタル不調……?

 ……私事ながら、ここ二週間ほど、床についてから眠るまで1時間以上かかっています。ひどい時は2時間、2時間半かかる時もあり、睡眠時間もその分削られています。
 そんなこともあってか、振り返ってみるとかなりイライラしているように思います。

 今は(昨日4時間、今日5時間の睡眠でやや眠いですが……)心がややスッキリして落ち着いていますが、かなりしんどかったです。

 楽になったキッカケがありまして。
 コロナ禍にあって、ここ暫く行きつけのお店に行けておらず、先日近くを通りかかったので久しぶりに訪れてみました。そこで2時間ほど、書き物をしたり本を読んだりして、お店を出た時に今まで胸の内に溜まっていたモヤモヤが少し晴れていることに気付きました。
 ここ数カ月の間、自粛や規制など色々と気持ちが張りつめていた状態が続いていた中で、心に負荷が掛かっていたのだと実感しました。

 まだ睡眠の方は改善してませんが、やっぱり息抜きは大切だなと改めて思いました。
 

購入書籍・2020年5月編

 ・加納則章著『明治零年 サムライたちの天命』
 ・今村翔吾著『じんかん』
 ・七星蛍著『クラスで一番の彼女、実はボッチの俺の彼女です2』
 以上。

 先月までは積み本が常にある状態でしたが、今年のGWはSTAY HOME週間だった影響もあり、かなり早い段階で消化していて本に飢えている状態が続いていました。
 『明治零年』は幕末~明治初期に加賀藩が独立する! ……という感じの本。地元が題材であり、尚且つ幕末~明治にかけての加賀藩の動きについて全く知らないことから、思い切って購入してみました。
 今村翔吾さんの『じんかん』は、秘かに期待している作品。前作『八本目の槍』が個人的に大ヒットだったので、期待値高めです。
 ただ、問題なのは、『明治零年』が重厚感ある作品でなかなか読み進められず、『じんかん』もかなりのボリュームですので、『クラスで(以下略)』がいつ読めるか全く見通せないことですかね……。

気を付けながら、ゆっくり戻す

 緊急事態宣言が全国で解除され、自粛要請も少しずつ解除され、営業を再開するお店が増えてきました。
 先月まではどこに行ってもマスクや除菌スプレーはありませんでしたが、最近ようやく店頭で見かけるようになりました。付け加えると、アベノマスクもようやく我が家に来ました。私も含めて誰も「使わない」と言っていますが。
 自粛自粛で必要最小限の外出から、徐々に人も戻ってきつつあるように感じます。
 しかし、前と同じように……とはいきません。新型コロナの有効な治療法は確立されておらず、ワクチンもまだ作られておらず、まだ暫くは新型コロナに罹らないよう気を付ける必要があります。
 外出する時はマスク着用。家に帰ってきたら手洗いうがい。お店に入る時はアルコール消毒。人と人の距離を意識する。
 罹らない・移さないための新しい生活様式を守りながら、なるべく以前と近い形で生活していこうと思います。

 新型コロナが落ち着いてきた頃には、今の生活様式が“普通”になるんでしょうね。

購入書籍・2020年4月編

 ・瀧羽麻子著『女神のサラダ』
 ・矢野隆著『大ぼら吹きの城』
 ・福山陽士著『1LDK、そして2JK。 ~26歳サラリーマン、女子高生二人と同居始めました~』
 ・佐々木功著『家康の猛き者達 三方ヶ原合戦録』
 ・福山陽士著『1LDK、そして2JK。Ⅱ ~この気持ちは、しまっておけない~』
 以上。

 緊急事態宣言が出ている中、書店は自粛要請の対象外なのは本当にありがたいです。……もっと状況が悪化したら自粛対象になるかもしれませんが。本は自分の目で見て、手に取って触れてから購入するアナログな私には死活問題です。
 それはさておき、今月は五冊。今年に入ってからラノベを購入することが多くなっているのは、こういう状況だからこそ肩肘張らずサクッと読めるものを求めているからでしょうか。
 『女神のサラダ』は農業に携わる女性を描いた短編集。瀧羽麻子さんの細やかな描写が活きていて、とても面白かったです。
 『大ぼら吹きの城』は前作『愚か者の城』からの続編。まさか続編が出るとは思ってもいませんでした。今作では藤吉郎が悩み葛藤する姿が多く描かれており、中盤はやや読み辛さも覚えましたが終盤に一気に巻き返してオチまで楽しく拝読させて頂きました。
 ……今月はなかなか読み進められず、積み本が生じる状態に。ただ、GWは例年と違って巣ごもりするつもりですので先の楽しみにしておきます。

ある意味、戦争に等しい状況

 一カ月前までは「新型コロナの感染者が増えてきたし、気を付けよう」という認識でした。
 それがまさか一カ月の間に、感染者が急増、数十人規模のクラスター(感染爆発)が何か所も発生。全都道府県でも真ん中の下くらいだった感染者数が日を追うごとに数が増えて、上から数えた方が早い順位になってしまいました。10万人当たりの感染者数は東京都に次いで二番目、市単位で見れば東京を上回る数字だったこともあり、特定警戒都道府県の一つに指定されました。
 ……はっきり申し上げて、認識が甘かったです。ここ数週間は必要最小限の外出に留め、外出後は真っ先に洗面台に直行して手洗いうがい、なるべく自宅に居るように心がけています。
 ワクチンも治療法も確立されていないウイルスとの戦いは、ある種戦争と言っても過言ではないでしょう。とにかく“罹らない・うつさない”ために、最善の努力を尽くそうと思います。

 しかし……こういう不安な状態の時にこそ、政治家の力量が試されると思うのですが、地元選出の国会議員および県知事ときたら。
 県知事T:『無症状の人は気晴らしに新幹線に乗って観光に来て』『峠は越えたと思った』
 国会議員S:『国は自粛をお願いしているから国のせいにしないで下さいね』
 国会議員H:新型コロナ蔓延の中、中高生少女向けシェルターへ視察。先方から5人までと言われたのに十数人で来訪、無許可で撮影、セクハラ疑惑
 元国会議員M:オリンピック開催に関して様々な問題発言
 ……何してるの?と本気で問い詰めたい。まぁ、自粛はお願いするけど補償は一切しない、各国は当面の生活資金をドカンと早急に支給しているにも関わらず数カ月後経って布マスク2枚配布(但し黄ばみや虫・髪の毛付着した不良品あり)、ゴタゴタの末に10万円支給(手元に来るまでいつになるか分からない)と嘆かわしい総理だから無理もないか。悲しいけど。

購入書籍・2020年3月編

 ・中里融司著『真田昌幸の知略 異戦大坂の陣【一】』
 ・野中信二著『義将 石田三成

 以上。
 今月は二冊のみ。
 『真田昌幸の知略』は真田幸村の父・昌幸が大坂の陣でも存命していたら……というifもの。真田十勇士も作中に登場するなど、エンタメ要素が強い作品です。
 『義将 石田三成』の方は……まだ序盤しか読んでませんが、なんとなく思っていた感じとちょっと違って、不安。

警戒モード、へ

 先月に引き続き、新型コロナのお話。
 中国から始まって、アジア、そして欧米へと感染拡大。遂には東京オリンピックも史上初の延期に。収束の兆しが見られない以上、致し方ないですよね。
 ……しかし、テレビのニュースで人々が大勢繁華街で出歩いているのを見ると、これ大丈夫かな?と思ってしまいます。かくいう地元も、観光地には国内から来た観光客の姿をよく見かけます。流石に海外の観光客は最近見かけませんが。
 国も地方自治体も「若者は出歩かないように!」と盛んに自粛を求めていますが、ニュースを見ていると爆発的感染(クラスター)のキッカケは60代以上の高齢者……というのが実は多いんですよね。「若者は軽症で済むけど高齢者は重症化しやすい!だから若者は自制しろ!」といくら言っても、高齢者が好き勝手動いていたら意味ないだろ……と、毎回思うのです。都が自粛要請しているのに、大勢の人と桜の木の下で記念写真を撮る首相夫人とか。レストランだから問題ないんじゃなくて、そもそも大勢の人が集まる場の会食も自粛の対象でしょうに。
 今は「自分がかからなければいい、かかっても自己責任」ではなく、「他人にうつさない」ことが重要な局面だと私は思います。生活に関わる用事がない限り、家に居るようにしましょう!

 本来であれば政府が音頭を取って「不要不急の外出は禁止!生活必需品を扱う店以外は営業禁止!当面の生活資金は現金で支給するから自宅に居るように!」と強いリーダーシップを発揮してもらいたいのに……和牛の消費が落ち込んだから「お肉券」だの、お肉だけは不公平だから「お魚券」だの、旅行やホテル業界が深刻な打撃を受けているから「旅行補助券」だの……何考えているの。しかも野党も追及しないし代案を出さないし。

購入書籍・2020年2月編

 ・神戸遥真著『きみは友だちなんかじゃない』
 ・白鳥士郎著『りゅうおうのおしごと! 12』
 ・松永弘高著『決戦! 広島城 天下争乱の火種を消すべし』
 ・ケンノジ著『痴漢されそうになっているS級美少女を助けたら隣の席の幼馴染だった』
 ・七星蛍著『クラスで一番の彼女、実はボッチの俺の彼女です』
 ・伊東潤著『茶聖』
 以上。
 まだ休日が二日あるので追加があるかも知れませんが、今月は六冊と多め。
 『きみは友だちなんかじゃない』は軽めな恋愛小説。王道な展開でドキドキわくわくしながら楽しく読めました。
 『りゅうおうのおしごと!』は待望の続刊。数巻に渡り続いてきた三段リーグが遂に決着!! 前巻で“封じ手”して一気に進展した恋愛要素、将棋要素もしっかり入っています。
 『決戦! 広島城』は福島家改易にまつわるお話。加藤廣先生の書かれていた作品でチラッと触れていたこともあり気になって購入したけど、予想以上の面白さでした。二代目将軍秀忠の威厳や、右近の何とか戦だけは避けたいという思いや、侍としての意地を見せたい福島家家臣とか、人間ドラマが実によく描写されていました。
 ここまで三冊は読み終えましたが……長いタイトルの本二冊はラノベ。元々表紙の絵で気になっていたのですが、『りゅうおうのおしごと!』に挟まっていたチラシで購入してみました。
 一番下の『茶聖』ですが、ちょっと気になって調べてみたら、以前伊東潤先生は『天下人の茶』で利休を題材にした小説を出されていました。同じ人物を題材にした小説……どう違った展開になるのか、今から楽しみです。メッチャ極厚だけど。

“正しく恐れろ”と言われても。

 中国の新型コロナウィルス。全国各地で感染者が出ており、地元でも感染者が出てしまいました……。クルーズ船ダイヤモンドプリンセス号の話は他人事のように感じていましたが、地元での感染者発覚のニュースは流石に衝撃を受けました。
 私の住んでいる場所が観光地に近く、週末には国内外から大勢の観光客が訪れます。その中には当然アジア系の人も含まれており、マスク率は高いですが、自撮りするために外しているのも何度か見ています……。正直な話、距離を空けたくなります。“人込みに近づくな”と政府は言っていますが、人が集まってくる場所に住んでいる人はどう対処すればいいんだ、という話ですが。
 当初こそ感染経路が分かる患者さんが多かったですが、最近は中国への渡航歴もなく感染経路が分からない人も増えています。イベント等も中止になったり感染予防の対策が打たれたりと、ある種異様な状況になりつつあります。
 先日ドラッグストアに殺菌スプレーが欲しくて買いに行くと、そのお店は郊外の住宅地にある小さなお店でしたが、マスクや殺菌スプレーの類は全て売り切れでした。点数制限と入荷の目途が立たない旨が日本語だけでなく中国語でも併記されていたのは驚きでした。ニュースでマスク不足が取り上げられていましたが、まさか田舎の小さなお店にまで波及しているとは思ってもいませんでした。
 ……怖いのは怖いですが、“正しく恐れる”とはどういうことなんですかね。少なくとも、転売ヤーや買い占めだけはしない、というのが一番だと思いますが。

 怖いものは怖いです。目に見えないものですから余計に。

購入書籍・2020年1月編

 ・辻堂ゆめ著『ヒマワリ高校初恋部!』
 ・小湊悠貴著『ゆきうさぎのお品書き 風花舞う日にみぞれ鍋』
 ・栗栖ひよ子著『こころ食堂のおもいで御飯 ~あったかお鍋は幸せの味~』

 以上。
 今月はハートウォーミングなライト文芸ばかりで、歴史小説はまさかのゼロ。まぁ、こんな月があってもいいのですが。
 下二冊は続編もの。『ゆきうさぎのお品書き』シリーズはこれで通算9冊目。まだ読んでいる途中ではありますが、安定の話運びでほっこりします。
 一番上は学園もののお話。正直、表紙買いな面もありましたが、内容はちゃんと青春していたので満足。